医療問題
先日妊婦さんが脳梗塞を起こして、病院をたらいまわしされたあげく
亡くなってしまった悲しいニュースがあります。
その事で、東京都と国が責任の問題で言い争っている。
何処に責任があったにしろ亡くなった人は戻ってきません。
これから、このような事を失くすにはどうしたら良いのか考えていくべきでは
ないでしょうか?
ドクターヘリの存続にしても、なぜ?
助けを求める人達がいるのに。。。
海外には惜しみなく援助するのに、
なぜ?日本国内では出来ないのでしょうか?
疑問だらけです。。。。
私事ですが、
昭和33年頃、沖縄県全体で
小児麻痺(ポリオ)が大流行していたそうです。
当時は、現在のように
ポリオのワクチンもありませんでした。
生後8ヶ月の時、高熱が続き下がらない私を抱えて、
祖母は町の病院へ通いました。
町までバスで約1時間(唄でいう
田舎のバスはオンボロバスで~♪)
医療の遅れている、宮古島の病院。。。
小児麻痺が流行している事も分からなかったのでしょう。
診断結果は、「風邪です」 風邪の治療のみ。。。
ある時、祖母がラジオを聞いているとラジオから
小児麻痺が大流行しているので早めにワクチンをうつように。。。
との緊急のニュースが流れていたのを聞き、
まさかと思いながら私の様子を見ていたそうです。
しかし、ある日祖母が間違って私の足にお湯の入ったヤカンをつけて
しまったが、私が泣きもせず平気な顔をしていたので、
不信に思いヤカンがついた足をツネって見たところ、それでも泣かない。。。
不安な思いで急ぎ病院へ。。。
最初に診療した病院とは別の病院で診察受けた時は、
祖母の不安どおり、すでに小児麻痺にかかっていました。
祖母が、私によく言っていました。。。
あの時、病院に連れて行ったときに、ワクチンがあれば。。。
病院の先生が、小児麻痺の事を知っていれば。。。
祖母も私の病気に気がつくのがもっと早ければと
悔やんでいました。
新聞もテレビもない時代だったので、情報が伝わるのが遅いのはしかたないですが
何らかの方法があれば、多くの子供達が病気にかからなくて済んだかもしれません。
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